2025年度 No.49

『いったいこの方はどういう方なのか?』 宮崎星人神学生

 マタイの福音書8章23節~27節

・・・人々は驚いて言った。「風や湖までが言うことを聞くとは、いったいこの方はどういう方なのだろうか。」

メッセージ要約

 2月も過ぎ、3月を迎えましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。まだ寒暖差が激しく、時に冷たい風が吹き付けるこの季節に、今日の嵐を静める主イエスの話は、私たちの心に平安を与えてくださいます。


 私たちの人生は、まるで障害物競争のように、次から次へと予期せぬ困難がやってくることがあります。聖書はそのような状況を「嵐」にたとえています。今日の箇所で、弟子たちが乗った舟が激しい波にのまれそうになったとき、イエス様はなんと「眠って」おられました。それは、どんなに揺さぶられても「神様が守ってくださる」という、親に抱かれた子どものような深い信頼の中にイエス様がおられたからです。

私たちは、困ったことが起きると「もうダメだ」「沈んでしまう」という悪いイメージで心が一杯になってしまいがちです。弟子たちもそうでした。しかし、イエス様は「なぜ怖がるのか、信仰の薄い者たちよ」と優しく、しかしはっきりと語りかけられました。それは、私たちの能力や技量を責めているのではなく、「私が一緒にいることを、忘れないで。大丈夫だよ」という愛の励ましでもあります。


 嵐を言葉一つで静められた方は、今も生きて、私たちの人生という舟に同乗してくださっています。目の前の問題という「嵐」だけを見るのではなく、その嵐よりずっと大きく、力強いイエス様を、あなたの「現実」として見つめてみてましょう。私たちのパートナーはイエス様です。その方は天地万物さえも収められる、私たちが全幅の信頼を置ける最高のパートナーです。それらを覚え、この2026年も神様の平安に与ることに期待していきましょう。