2025年度 No.46

『恐れてはならない』 船田肖二師

ヨシュア記1章1節~9節


「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたが行くところどこででも、あなたの神、主があなたとともにおられるのだから。」

メッセージ要約

 今日は、モーセの死後、モーセの従者であったヌンの子ヨシュアに、主が語られたところです。イスラエルは偉大な指導者を失ったことによって危機を迎えます。おそらく数十万いたイスラエルの中には、それなりのリーダーシップを持った人物がたくさんいたでしょうし、モーセやヨシュアとは違った考えを持つ人物が出てきても、おかしくない状況であったと思います。そんな中、神はヨシュアに「あなたの一生の間、だれ一人としてあなたの前に立ちはだかる者はいない。わたしはモーセとともにいたように、あなたとともにいる。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない」と語られます。

 神は強力な指導者を求めておられるわけでも、能力のある人を求めておられるわけでもありません。神は、神に忠実な人を求めておられるのです。しかしどんなに忠実そうに見えても、人のことばや顔色をうかがってしまうようでは、神の御心を行うことはできません。ヨシュアはモーセの従者として長い年月を仕える中で、命を懸けて主に従うならば、神は顧みてくださるこということを学んでいたのです。

 わたしたちはどうでしょう。主に従うと言いながら、この世に妥協してしまったり、人をおそれて、自分に示されていることを諦めてしまっていないでしょうか。

 わたしたちがしなければならないことは、勇気をもってチャレンジすることでも、良い言葉を紡ぎだすことでもありません。まず、主の言葉を信じることです。あなたが行くところどこででも、あなたの神、主がともにおられるのだからと言われた言葉を、自分の心に刻みつけて、主の平安を得ることが信仰の土台です。どんな時にも見放さず、どんな時にも見捨てず、いつも共におられる神の存在を知ることによって、気が付けば主の働きを担っているのです。ですから、無理をせず、恐れないで共におられる主を喜び楽しもうではありませんか。