2025年度 No.45

『赦しの共同体』 宮崎星人神学生

マタイの福音書18章15節~20節

「・・・二人か三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいるのです」

メッセージ要約

 本日は教会共同体の中で罪を犯した兄弟にどう向き合うべきかについて教えている箇所です。罪をした兄弟に対してイエス様の御心はどういったものなのか教えてくれています。

 イエス様は、兄弟が罪を犯したとき、その人を罰するためではなく、共同体に取り戻すために「兄弟を得る」ことを目的として指摘しなさい、と教えています。この指摘は、一人の人も滅びることを望まない神様の心を伝えるためのものです。まず一対一で、次に一人か二人の証人と共に、最後に教会全体で、と段階を踏みながら、あきらめずに忍耐強く柔和な心をもって関わるようにと言っています。

 そして罪をした兄弟を取り戻す働きは、私たち人間の力だけではありません。教会に与えられた「赦す、赦されない」という権威も、二人または三人が心を一つにして祈る力も、すべてはその中心におられるイエス様から来るものです。「二人か三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいるのです」と約束しています。イエス様の十字架の死によって罪赦されたことを覚え、感謝し、兄弟のとりなしの祈りを捧げていきましょう。