詩篇42篇1~2節
鹿が谷川の流れを慕いあえぐように
神よ 私のたましいはあなたを慕いあえぎます。
私のたましいは 神を
生ける神を求めて 渇いています。
いつになれば 私は行って
神の御前に出られるのでしょうか。
メッセージの要約
今日は詩篇を開いています。いつの時代も変わらないのは、人の日常に存在する悩み苦しみです。そんなとき人は、自分の知識や経験に頼り、また人のことばに頼りながら問題を解決しようとしてしまいます。けれども神はどんな時でも、誰かによってではなく、神ご自身によって平安を、あるいは解決を与えてくださいます。それを知っている者にとって、神のそばにあることは、何にも勝る喜びであり祝福です。
けれども悩みの中、主の慰めが見えず、気が付けばこの世の安易な解決を求めてしまっている現実があります。でももう一度本心に立ち返り、ただ神を待ち望み、神がどんなに良いことを約束し、また与えてくださったかを、思い出し確認してみようではありませんか。
今の私たちには、神がイエス・キリストを通して与えてくだっさった救いが、自分自身のためであり、すべての人のためだと知っていますが、気が付けばすぐにこの世的救いを求め、右往左往してしまっているのです。だからこそ、共に集まることを辞めずに、主の前に出るだけでなく、重荷を下ろし、一緒にいて
くださる神の平安の中を、主を待ち望みつつ共に歩ませていただこうではありませんか。