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ルカの福音書1章18~20節

「ザカリヤは御使いに言った。『私はそのようなことを、何によって知ることができるでしょうか。この私は年寄りですし、妻ももう年をとっています。』 御使いは彼に答えた。『この私は神の前に立つガブリエルです。あなたに話をし、この良い知らせを伝えるために遣わされたのです。 見なさい。これらのことが起こる日まで、あなたは口がきけなくなり、話せなくなります。その時が来れば実現する私のことばを、あなたが信じなかったからです。』」

メッセージ要約

 今年も、救い主イエス・キリストの誕生を覚え感謝する時、クリスマスを待ち望む季節がやってきました。神はわたしたちを愛し、すべての人々のためにイエス・キリストの十字架による救いを与えてくださいました。
 この救い主の誕生が真実であることを教えるために、神はいろいろなしるしを用意されました。その一つがザカリヤとエリサベツの身に起こった出来事です。それは、思いがけない子供の誕生の約束と、時が来れば実現する主のことばを信じなかったザカリヤの口が、突然聞けなくなるという出来事でした。
神が大きく働かれるとき、私たちはそれをなかなか信じることができません。けれども日常に起こる小さなしるしが重ねられていく時、神の大きな愛の業を信じることができるようにされていきます。すなわち、クリスマスにまつわるいろいろな証しは、私たちへの神の愛と、すべての人のために用意された十字架の救いを信じる根拠とされているのです。
 この一年を振り返る時、私たちも小さな恵みの一つ一つを数えることによって、神の大きな愛の御手を感じることができるのではないでしょうか。私たちに与えられたのは、救い主の誕生のニュースだけではなく、今も私たちと共に寄り添い、祝福の基として用いてくださる 愛の神ご自身なのです。