詩篇139篇1~6節
『主よ あなたは私を探り 知っておられます。あなたは 私の座るのも立つのも知っておられ 遠くから私の思いを読み取られます。あなたは私が歩くのも伏すのも見守り 私の道のすべてを知り抜いておられます。ことばが私の舌にのぼる前に なんと主よ あなたはそのすべてを知っておられます。あなたは前からうしろから私を取り囲み 御手を私の上に置かれました。そのような知識は私にとって あまりにも不思議 あまりにも高くて 及びもつきません。』
メッセージ要約
みなさんにとって、今年はどのような一年だったでしょう。いろいろな形での出会いや別れを経験し、それにっよって大きな喜びや悲しみを経験した人もおられたことでしょう。けれども多くの人々は、世のニュースに振り回されながらも、変化の少ない毎日を送られたのではないでしょうか。神はそんな私たちに寄り添い、励まし、支え続けてくださいました。私たちが経験する変化は、神の変わることのない愛を実感し、喜びに満たされるためのチャンスです。すべてのことを知っておられるだけでなく、私たちを愛してくださっているお方は、私たちに平和を与えられるだけでなく、だれかを生かし、喜ばせるための、祝福の基として用いてくださるからです。
私たちが苦しみや痛みを感じることがあったとしたら、それはだれかを励まし支えるためであり、誰かの破れ口に立ち、その破れを繕うためであることを知るべきです。なぜならば神がまず、イエスキリストを通して私たちの破れ口に立ってくださり、私たちを神の子どもとしてくださったからです。来る年も、どんなに思いがけないような変化が私たちを覆ったとしても、そこに神の御業を見ることができることを感謝し、神に期待しようではありませんか。すべてを知っておられる神が私たちを愛して、共にいてくださるのですから。