牧師紹介

船田肖二(しょうじ)牧師は、棚倉教会の責任者で、白河栄光教会の牧師をしています。
隔月で棚倉教会に来て、礼拝メッセージをしています。
京都府京都市生まれ。関西聖書神学校卒業後、京都聖徒教会で2年、鎌倉深沢教会で12年、2004年より白河栄光教会の牧師をしています。
神学校へ行く前は、リビリセンターに勤務し、皆でするゲームを教えるのが得意です。震災前から東北で牧師をし、東北の復興を見守り続けて来ています。
船田ゆう子師は、船田肖二牧師の妻です。
私が教会に行くようになったキッカケ

M・Iさん(30代・男性)
私の生まれた家は両親が教会で出会って結婚したクリスチャンホームでした。
小さい頃は母に連れられて日曜礼拝に行って、午後は買い物について行ってクリームソーダなどを飲むというのが毎週日曜日の私の生活パターンでした。
そのころ喜多方待望教会では文語訳聖書を使っていましたから、大人たちは、汝、汝等と何度も何度も言うので、教会の人は何時?何時?と時間をよく気にするのだなと思っていました。大人になった今では汝、汝等があなた、あなたたちという意味であるということを知っています。
初めてギターの音色を実際聞いたのも教会でした。その当時いた独身の若い伝道に熱心な先生がよくギターを弾いていました。それを聞いた時、ギターの音色ってお腹に響くいい音がすると感じました。そのことを今でも覚えています。
しかし、小学校中学年になると教会に行かなくなりました。教会ではためになるお話が聞けることはわかっていて、もちろん、害などないのですが、小学校中学年の私には他にやりたいことがあり毎週教会に行き続ける強い理由が見いだせなかったのです。
教会に行かなくなってからは、神様という存在についてぼんやり考える年月が過ぎていきました。
私は子供の頃から科学が好きでした。宇宙がどのような秩序で動いているか、宇宙の終わりはどのようなものか。逆に宇宙の始まりはどうであったのかが気になっていました。

Sさん(60代・女性)
高校に入学すると、成績もどんぐりの背比べ。私は自分の中に「特別なもの」がほしいと願うようになりました。そして中学時代に読んだ小説『塩狩峠』の主人公のことを思い出しました。彼の価値観が自分とはまるで違うことに引かれたことを。電話帳で探し、教会があることを知って電話し、幼なじみと二人で初めて来たのがこの教会です。神様、イエス様に関心があったわけではありません。でも神様は私を、生まれる前から招き続けて下さっていたのです。教会生活、洗礼、就職、病、親からの自立、結婚、子育て…私が神様の赦しの愛を知ったのは、それから40年近く先のことです。
聖書に「裁いてはならない」と言われたイエス様の言葉が書かれています。私は、一番尊敬する人に対して、憤りを抱くようになった時、何とかこの言葉を守ろうと何度も何度も試みました。しかしどうしても「裁く」ことをやめられず、ギブアップしました。その時初めて、イエス様が十字架で許してくださったのは、この「裁くな」と言われても「裁かないでいられない」私のことなのだと知りました。神様はこんな私を愛して下さっていることを知りました。神様は「こうありたい、こうあってほしい。」と願う私に、そうできない自分や人を、認め(受け入れ、赦)させて下さり、そういう私や人を、神様の一人子なるイエス様を私たちの代わりに裁いて、私達を赦し、永遠に共にいて下さるほどに愛して下さっていることを受け取らせて下さいました。
『塩狩峠』の主人公も、「あなたの隣り人を愛しなさい。」という聖書の言葉を同僚に実行しようとした時、できない自分に直面します。そして自分こそイエス様の救いを必要としているものだと告白するのです。
それまで「神様が私達に望んでおられるのは、神様の言葉を実行すること」だと私は思ってきました。でも今は、「神様の言葉を実行できない自分や人を認め(赦し)て、そんな私達を愛して下さっている神様と愛し合うこと」を神様は望んでおられると思っています。「私と愛し合おう」と神様は望み、すべてのことを通して、そのように私達を変えて下さると、信じています。
私が教会に行く前にのぞんだ「特別なもの」を、神様はちゃんと私に下さいました。下さっていることに気づかせて、受け取らせて下さいました。それはイエス様です!
定期集会のご案内
礼拝スケジュールや交流会などを紹介します。どの集会も自由にご参加いただけます。
皆様のお越しをお待ちしております。
日曜礼拝 | 日曜 10:30~12:00 | 毎週15名くらいが集まります。 日曜礼拝の流れはこちらをご覧ください。 |
祈祷会 | 水曜 10:30~12:00 水曜 16:00~17:30 | 白河栄光教会の祈祷会に合流しています。 少人数で集まり、聖書を学び、祈祷課題を出し合って祈ります。 |
早朝祈祷会 | 火曜 午前6:00〜 | ※現在は休会中です。 |
日曜礼拝の流れ(10:30-12:00)
賛美 | 昔ながらの聖歌や新しいゴスペルソングを歌います。 |
使徒信条 | 「私たちはこのように信じています」という信仰告白です。(詳細) |
主の祈り | イエス・キリストが教えてくださった祈りです。(詳細) |
交読 | 司会者と会衆が「交読文」を交互に読みます。※現在休止中 |
賛美 | 昔ながらの聖歌や新しいゴスペルソングを歌います。 |
祈り | 司会者が代表して祈ります。 |
聖書の話 | 牧師が聖書から分かりやすくメッセージを伝えます。(約30分) |
祈り | 牧師が代表して祈ります。 |
賛美 | 昔ながらの聖歌や新しいゴスペルソングを歌います。 |
献金 | 神に感謝してささげます。(自由) ※現在は礼拝後に各自で献金箱に捧げるシステムになっています。 |
頌栄 | 最後に神にささげる賛美です。 |
祝福の祈り | 牧師が祈ります。 |
礼拝後…
カフェタイム(12:00~13:00) | 「めぐみカフェ」と名付け、お茶菓子を食べながら交流しています。 |
ゴスペルカフェ(16:00~17:00) | オンラインにて、様々な教会の方達と交流しています。 ※内容はその日により異なります。 |
教会学校
教会学校の活動は、日曜のクラス別の礼拝・キャンプ・各種の祝会・イベント・親睦会などがあります。学年構成は以下の通りです。
幼稚科・小学科 | 毎週日曜 9:00~10:00 | 乳幼児から小学生高学年まで、ご両親 ※現在休校中 |
中高科 | 毎週日曜 9:00~10:00 | 中学生や高校生、20歳未満 ※現在休校中 |
教会学校はどんな場所?


教会学校は、神様(イエス・キリスト)が、どれくらい私たちを大好きで、どれだけ自分や周りの人を大事にしてほしいと思っているかを知る所です。
胎児から年配者の方まで どなたでも歓迎しています。
毎週日曜日の1時間ほどの時間ですが、一緒に聖書を開いて読んで考えたり 賛美を歌ったりしています。みんなで楽しめるゲームやおやつタイムもあります。
1年の中では、クリスマスやイースターでのお祝い会、夏にはキャンプ、奉仕活動で養護施設の訪問や町のゴミ拾いなどの行事を開いています。
たくさんの交流の中で 子どもたちが安心して自分の心を打ち明け、リラックスして過ごせる場、そんな「居場所」であったら良いと考えていす。

賛美歌だけでなく、最近はゴスペルワーシップソング等もよく歌っており、教会の中ではたくさんの賛美が奏でられています。
子供も大人も 若者も老人も 年齢を気にすることなく、同じ神様を見上げながら一緒になって歌う賛美はとても元気いっぱいです。
♪賛美の歌を声高く、主イエスの教え よく学び、手をつないで大きくしよう。 私たちの教会学校♪
その他の集会やイベントのご案内
不定期の集会や季節ごとのイベントなどがあります。
クリスマス行事

毎年12月に、燭火礼拝(キャンドルサービス)、クリスマス礼拝、クリスマス祝会、子どもクリスマス会などを行なっています。
イースター行事

イースター礼拝やお楽しみ会などを行なっています。
交流会の紹介
祈り合いお互いの成長に努め、新しく教会に来られた方を歓迎し求道者を助けます。また、教区や教団の交流会もあり楽しいひとときを持っています。
もちろん洗礼を受けていない方もご参加いただけます。ぜひお声がけください。
愛餐会(食事会)
毎週の礼拝後に、皆で昼食をとりながら交流の時間を持っています。
※現在はコロナウィルスのため、休止中です。
青年の交流会
毎月2回、東北地区のメンバーが集まって対面やオンラインで交流をしています。
ゲームやテーマトーク、賛美の紹介など1回2時間程度で 楽しい時間を共有しています!
所属教団について
この教会は、「日本イエス・キリスト教団」に所属しています。
当教会の信仰告白は、教団の信仰告白と同一です。
「キリスト教の中での位置づけ」についてご紹介します。

カトリックの教会ですか?プロテスタントの教会ですか?

「プロテスタント」の教会です。

所属教団の「日本イエス・キリスト教団」とは、どんな団体ですか?

ルーツは「日本伝道隊」で、神戸を中心として、全国に約120の教会があります。

どんな「信仰の特徴」がある団体ですか?

教団の信仰告白をご覧ください。
英国聖公会の宣教師、B・F・バックストンによって生み出された教団です。特定の教派によらない宣教を行ったところから、超教派的な働きをします。
神の大能に全き信頼をする「わが霊による」(ゼカリヤ書4章6節) の恵みに立っています。
系譜としては、ローマ・カトリック(西方教会)->カルバン->英国聖公会->メソジスト(ジョン・ウェスレー)->バックストン->日本伝道隊->日本イエス・キリスト教団 です。
教団としての神学が弱いと言われていますが、その分他教団の神学を受け入れやすく、協調しやすいところがあります。

他のキリスト教会との関係はどうですか?

教団として 「日本福音同盟(JEA)」と「日本福音連盟(JEF)」に加盟しています。
「主の祈り」と「使徒信条」
「主の祈り」とはイエス・キリストが教えてくださった祈りです。
ねがわくは 御名をあがめさせたまえ
御国を来らせたまえ
御心の天になるごとく
地にもなさせたまえ
我らの日用の糧を 今日も与えたまえ
我らに罪をおかす者を 我らがゆるすごとく
我らの罪をもゆるしたまえ
我らをこころみにあわせず
悪より救いいだしたまえ
国とちからと栄えとは
限りなくなんじのものなればなり
アーメン
「使徒信条」とは「私たちはこのように信じています」という信仰告白です。
我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生まれ、
ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、
十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、
三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、
全能の父なる神の右に座したまえり。
かしこより来りて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。
我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、
罪の赦し、身体のよみがえり、永遠の生命を信ず。
アーメン
教会の歴史
1961年[s36] 棚倉町で家庭集会が始まる
(スウェーデン・ホーリネス・ミッション)
1963年[s38] 日本イエス・キリスト教団へと引き継がれる。
棚倉福音教会としてスタート
1967年[s42] 礼拝堂献堂(棚倉町で初のキリスト教礼拝堂)
1979年[s54] 礼拝堂建替(現在の礼拝堂)
1980年[s55] 名称変更:棚倉福音教会から、棚倉教会へ
牧師館兼、コイノニア(交流スペース)の建設
2011年[h23] =東日本大震災=
2012年[h24] 礼拝堂改修(震災時の改修工事含む)
2015年[h25] 駐車場増設
2021年[r03] コイノニアを牧師館として使用