『驚くべき光の中で』 小泉創師
ヨシュア記5章14節前半、第一ペテロの手紙2章9節
・・・「いや、わたしは主の軍の将として、今、来たのだ。」・・・
メッセージ要約
1.私たちの主(ヨシュア5:14)
今日の聖書箇所は、教団の今年の聖句です。一年の終わりにもう一度ここに帰って神様の導きを思い巡らせたいのです。
ヨシュア5章は荒野の40年を経て、約束の地に入ろうとしている神の民の節目となる出来事が記されています。リーダーもモーセからヨシュアに変わり、民も次の世代となり、いよいよ約束の地に入ります。その前に割礼を施し、神に過越のいけにえをささげました。原点に帰るという意味もあったでしょうし、自分達のアイデンティティを確認するということもあったでしょう。そして何よりも大切なことは、自分達は神にのぞみをおいて新しい地に入っていくのだ、ということの告白でした。
まさにエリコの戦いに望もうとするリーダー、ヨシュアに神の使いが語ったお言葉です。ヨシュアはただ目の前にいる剣をもった不思議な人物に、敵なのか味方なのかと問うただけかもしれません。しかしその人物は、わたしは主の軍の将として今来た、とおっしゃり、ヨシュアはひれ伏しました。これは神の戦いなのです。
一年を振り返ってみますと、恵みもたくさんありましたし、困難や課題も少なくなかったことでしょう。良いことばかりではありません。しかし悪いことばかりでもないのです。忘れてはいけないことは、わたしたちが主ではないということです。神が主であり、その大きな働きの中に私たちは置かれています。神様がともにあり、すべてのことを無駄にはなさらないことを知っています。「人の心には多くの思いがある。しかし、主の計画こそが実現する」(箴言19:21)。
ヨシュアのように神の御前にひざまずき、神への献身を新たにしましょう。
2.あなたがたは神のものとされた(1ペテロ2:9)
もう一つの聖句には、私たちに関する4つのことが告げられています。
①選ばれた種族 ②王である祭司 ③聖なる国民 ④神のものとされた民。
選ばれたのは高ぶるためではありません。「神の民とされた」「あわれみを受けた」私たちです。王とは神と深く結びついた存在、すべてに責任をもつ存在が王です。イエス様のように愛をもって仕え、責任をもっていのちを守る存在であり、とりなし祈る祭司とされています。
「あなたがたは選ばれた種族」とも呼びかけられています。人種、国籍を超えて、神の種族とされているお互い。かつての闇の中にとどまっていてはいけません。
クリスマスに開かれたヨハネ1章にあるように、闇の中に来てくださったイエスが、「あなたがたを闇の中から、ご自分の驚くべき光の中に召してくださった」のです。私たちのこの栄誉ある身分は、キリストのいのちと引き換えに与えられたものです。私たちを喜ばせるためだけではなく、すべての人に告げ知らせるためです。
一年の主のあわれみ、与えられた恵みを感謝します。新しい年、神様が私たちをお用い下さることを期待します。