2025年度 No.22

『神の時を生きる』 才脇弘道師

伝道者の書3章1節~14節

1.すべてのことには定まった時期があり、天の下のすべての営みに時がある。

2.生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。植えるのに時があり、植えた物を抜くのに時がある。

3.殺すのに時があり、癒やすのに時がある。崩すのに時があり、建てるのに時がある。

4.泣くのに時があり、笑うのに時がある。嘆くのに時があり、踊るのに時がある。

5.石を投げ捨てるのに時があり、石を集めるのに時がある。抱擁するのに時があり、抱擁をやめるのに時がある。

6.求めるのに時があり、あきらめるのに時がある。保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある。

7.裂くのに時があり、縫うのに時がある。黙っているのに時があり、話すのに時がある。

8.愛するのに時があり、憎むのに時がある。戦いの時があり、平和の時がある。

9.働く者は労苦して何の益を得るだろうか。

10.私は、神が人の子らに従事するようにと与えられた仕事を見た。

11.神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行うみわざの始まりから終わりまでを見極めることができない。

12.私は知った。人は生きている間に喜び楽しむほか、何も良いことがないのを。

13.また、人がみな食べたり飲んだりして、すべての労苦の中に幸せを見出すことも、神の賜物であることを。

14.私は、神がなさることはすべて、永遠に変わらないことを知った。それに何かをつけ加えることも、それから何かを取り去ることもできない。人が神の御前で恐れるようになるため、神はそのようにされたのだ。