2025年度 No.05

『本当に必要不可欠なもの – 震災を通して見えたこと』
岡田仰師

使徒の働き 4章12節、ヨハネの福音書 3章16節

この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。」

 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。
それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

メッセージ要約

序 本当に必要なものはどこで分かる
―それは、まさかの時、下り坂の時、試練の時

A まさかの震災、その支援活動から見えてきた本当に必要なもの、力
 1 「助けて」と言える力
    案外、言えない人が多い
 2 見えないものを見る力
   見えるものが失われて、途方に暮れる人々
 3 世間体に縛られない主体的な選択、判断が出来る力
   世間体の縛られている
 4 自分の好み、こだわりを乗り越える力
   変化を嫌い、異常な状況、環境に順応することが出来ない
この震災の中で見えた人生の危機を乗り越えて生きるために本当に必要なもの。力。

B この本当に必要なもの、力は、どこで、手に入れることができるのか。
この人間の闇の中で、光る光 それは、イエス様
 1 使徒の働き4.12
   救いがないのではなく、救い主がある
 2 ヨハネ3・16 救い主は何を与えるのか
   イエスとの交わりに生きるそこに 永遠のいのちを与える 永遠のいのちとは、天国のいのちでもあるが、神の創造的な、建徳的ないのちである 私達を癒し、活かし、回復させ、立ち上がらせるいのち 私達の抱える問題を克服するいのち

 イエス様は、この神のいのちは、私達に、本当に必要なものを与えてくれる
 1 このいのちが私達に臨むと、助けて、教えてといえない私達に、自らの貧しさ、罪を悟らせ、神にも人にも助けて、教えてと言えるようにしてくれる
 2 このいのちが私達に臨むと、見えるものがすべてであった私達が、見えない世界、見えない方を見え、そこに希望をもてるようなる
 3 このいのちが私達に臨むと、世間様と、その評価に縛られていた私達に、生ける神を悟らせ、世間の声ではなく、それを超えた神のみこころを中心に生きるようにしてくれる
 4 このいのちが私達に臨むと、謙り、譲りの心が与えられて、自分の好み、こだわりに執着しないで、いかなる環境にも自らを合わせていけるようになる

 どのようにして、私達は、手に入れる事が可能か
 このいのちは、み子を信じるものにのみ与えられる。では、み子を信じるとは、具体的に、どういう事であろうか。
1 イエス様を信じ、イエス様に、このいのちを、日々求め続けて行く
 2 いのちを与える主イエスとの親しい交わりをいつまでも築いていく

最後に
1 どんなに AI 技術が発展しようと、私達人間にとって本当に必要なものは変わらない。それは、この4つのことで       はないか。人生の「まさか」を乗り越えていけるためのものが本当に必要なもの。
2 主イエス様だけが、その永遠のいのちだけが与えてくれる。
3 それ故に、私達自身が、知識だけではなく、イエス様との交わりを深め、それを身に着けて参りましょう。そして、すべての人々に、この必要なものを与えるイエス様を証していきましょう。