2023年度 No.06

『神を知り 神のうちに生きる』船田肖二師

ヨハネの手紙 第一2章3~6節

もし私たちが神の命令を守っているなら、それによって、自分が神を知っていることが分かります。神を知っていると言いながら、その命令を守っていない人は、偽り者であり、その人のうちに真理はありません。しかし、だれでも神のことばを守っているなら、その人のうちには神の愛が確かに全うされているのです。それによって、自分が神のうちにいることが分かります。神のうちにとどまっていると言う人は、自分もイエスが歩まれたように歩まなければなりません。

メッセージ要約

 みなさんは、今年のゴールデンウィークを、どのように過ごされたでしょうか?旅行に行ったり、家族や友人と久しぶりに対面で楽しんだ方や、自宅でゆっくり過ごした方もおられたでしょう。仕事をされた方や、療養している方にとっっては、いつもと変わらない日々だったかもしれません。けれども、どのような歩みであったとしても、そこで神の御手に触れ、重荷を下ろすことができれば幸いです。
 シオンの丘ではゴスペルフェロシップが持たれ、神の恵みに生かされている方々の讃美や証しを聞き、またみどりにあふれた中での、鳥のさえずりに包まれながらの交わりは、ゆったりとした、くつろぎに満ちたものでした。私たちに必要なのは、神を知り、共にいてくださる神を認め、重荷と思い煩いを委ねきることです。神のひとり子救い主イエス・キリストと共に歩んだヨハネは、自分の経験を通して、遠くではなく、すぐそばにいて下さる神を証ししています。「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」と言われた主の思いを受け止めたとき、共にいてくださる主の平安を得ることができたのです。みなさんはいかがでしょうか。あなたが神を、神と共にある平安を知っているならば、人や人のことばに惑わされずに、わたしたちも神の約束を信じ、神に従おうではありませんか。