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創世記1章14~25節

「…神は仰せられた。『水には生き物が群がれ。鳥は地の上、天の大空を飛べ。』神は、海の巨獣と、水に群がりうごめくすべての生き物を種類ごとに、また翼のあるすべての鳥を種類ごとに創造された。神はそれを良しと見られた。神はそれらを祝福して、『生めよ。増えよ。海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ』と仰せられた。夕があり、朝があった。第五日。…」

メッセージの要約

聖書の文章には、リズムがあります。同じ語や文が繰り返され、その構造も繰り返されます。読んでいてそれに気付くと、理解を深める助けとなります。もう一歩進めると、リズムの中にある違いに注目することで、聖書が伝えようとしている事に気付くことがあります。今回は天地創造を取り上げる中で、「神は仰せられた」にはじまり、「それを良しと見られた」というリズムに注目して見ています。
今日の聖書箇所は、創造の7日間の後半に入ります。前回は、天と海と地が分けられましたが、神はそこに、被造物を入れてゆきます。大空には光る物。海には巨獣と生き物、空には鳥、地には生き物、獣、家畜、這うものを創造されました。
神は仰せられた通りになった様子を見て、良しとしてきました。しかし、第五日では、生き物が造られたのを見て、「良しと見られた」あとに、はじめて祝福して「生めよ。増えよ。海の水に満ちよ・・」と仰せられます。それまでは造られたものを見て満足し、良しとしていたのが、造られた生きものを見たとき、それまでとは違う何かを感じられたのではないでしょうか。この祝福は、造られたものでは、生き物と人間だけに与えられています。神が私たちを救おうとされるのは、人間を愛しているからですが、救いの計画は、人に対するものだけではありません(ローマ8:18~25)。神は人以外の被造物を含め、最初に良しとされ、祝福した世界へと、戻そうとされています。それは、「良し」とし、「祝福」するほどに、この世を愛して下さったからです。そのために、御子を十字架に架けてまで、救いの道を開いて下さいました。
私たちの人生は、一人一人のものですが、神はその中に祝福を与えようとしています。世は信用できないもので溢れ、疑心暗鬼になり警戒してしまう事が多いでしょう。心が騒ぐとき、祝福を与えようとしているこの神に、信頼を寄せてはいかがでしょうか。