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マルコの福音書9章41節

「『まことに、あなたがたに言います。あなたがたがキリストに属する者だということで、あなたがたに一杯の水を飲ませてくれる人は、決して報いを失うことがありません。』」

メッセージの要約

イエス・キリストは、弟子たちと共に過ごした公の生涯の中で、生きた神と交わる姿を見せると共に、神の力ある業の大きさ、広さを示されました。
人々はイエス・キリストに、自分たちの生きるこの世のリーダーとしての姿を求めましたが、主は、どんな時にも神に祈り、神に聞くことによって、見えなくても確かに神がおられることを弟子たちに教えられました。そんな中、主は父なる神と自分との関係を、自分と弟子との関係に重ね合わせ、わたしたちのすぐそばにいる人々もまた、神に愛され、その御手の中に包まれていることを教えてくださいました。だからこそ、主を信頼しているわたしたちのことを知り、そのことのゆえに一杯の水を飲ませてくれる人がいたら、決して報いを失うことがないと教えられたのです。
これはまた、主を十字架につけ、ののしる人々を主がとりなされたように、わたしたちも主のゆえに人々を愛し受け入れることによって、神の愛の業を届けることができるのです。いろいろな価値観の溢れているこんな時代だからこそ、父なる神を表し、わたしたちと共に歩んでくださる主なるキリストの思いを思いとしながら、歩ませていただきたいと思います。