エレミヤ9章23~24節
「『──主はこう言われる──
知恵ある者は自分の知恵を誇るな。
力ある者は自分の力を誇るな。
富ある者は自分の富を誇るな。
誇る者は、ただ、これを誇れ。
悟りを得て、わたしを知っていることを。
わたしは主であり、
地に恵みと公正と正義を行う者であるからだ。
まことに、わたしはこれらのことを喜ぶ。
──主のことば。』」
メッセージの要約
今年も半分が過ぎましたが、身近な課題と共に、世界のいたるところで起こっている様々な悲しみは、わたしたちの心に不安を与えます。けれども、この世と、この世のものが過ぎ去ることを知る時、この世で何を行い、何を得たかではなく、創り主である神を知り、永遠の希望に生きているかどうかが問われていることを知るのです。
人は自分の知恵を誇り、力や持っているもを誇ります。あるいは、この世の知恵や力、富を持っている人をうらやみ、自分と比べてがっかりしてしまいます。しかし神は、いつの時代も変わることはなく、どんな闇に支配されているように見えても、何者によっても奪われることのない希望をもってわたしたちを招き、導いていてくださっているのです。
しかも、イエス・キリストを通して、わたしたちを死の恐れや、罪の苦しみから解放して下さり、共に生きて働かれる主によって、喜びと感謝をもって生きる生涯を与えてくださるのです。