使徒の働き1章6~8節
「・・・そこで使徒たちは、一緒に集まったとき、イエスに尋ねた。『主よ。イスラエルのために国を再興してしてくださるのは、この時なのですか。」イエスは彼らに言われた。「いつとか、どんな時とかいうことは、あなたがたの知るところではありません。」それは、父がご自分の権威をもって定めておられることです。しかし、聖霊があなたがたに臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。』・・・」
メッセージの要約
今日は、主が約束しておられた聖霊が、弟子たちに注がれたことを記念する、「聖霊降臨日(ペンテコステ)」の礼拝です。十字架にかかられた主がよみがえられた喜びとは裏腹に、天に帰られた主によって、弟子たちの心は不安と恐れでいっぱいでした。けれども復活された主の、「エルサレムを離れないで・・・父の約束を待ちなさい。」との言葉を信じて、彼らは祈り待ち望みました。
やがて五旬節の日が来たとき、弟子たちは聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに神の大きなみわざを語り始めました。彼らの心は自由と喜びに溢れていたのです。たといわたしたちが神を信じ、復活の命を知っていたとしても、それによって平安が与えられるわけではありません。わたしたちの内に共にいてくださる主を迎え入れることによって、どんな問題にさらされても確信をもって立ち上がることができるようにされるのです。
わたしたちも、共にいてくださる主を信じ従うことによって、神の豊かな力を体験し、実体験による主の御業を、喜びをもって証ししていこうではありませんか。