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ヘブル人への手紙13章1~6節

「兄弟愛をいつも持っていなさい。旅人をもてなすことを忘れてはいけません。そうすることで、ある人たちは、知らずに御使いたちをもてなしました。・・・・金銭を愛する生活をせずに、今持っているもので満足しなさい。主ご自身が『わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない』と言われたからです。ですから、私たちは確信をもって言います。『主は私の助け手。私は恐れない。人が私に何ができるだろうか。』」

メッセージ要約

 先週には教団総会が待たれ、新しい任命もなされ、新年度に向けての一歩が踏み出されました。過ぎた年月を振り返る時、神の前の信仰は変わることがありませんが、教会はその時代、また集まる人々によって変化し続けることを改めて実感しています。組織が成長し肥大していくとき、その枠組みを守ろうとしてこの世に流されてしまうのは世の常ですが、だからこそまた本心に立ち返り、より深い神の恵みを体験できることは恵みです。みなさんにとって、どんな弱さや失敗の中にあっても変わることのない土台は、どこにあるでしょう。
 神はこの世界を創り、わたしたちに命を与え、愛し寄り添ってくださっています。なのにサタンは私たちの正しい行いや、神の前の頑張りこそ神に喜ばれる生き方だと思い込ませるのです。けれどもどんなに頑張っても私たちは不完全で弱いのです。だからこそ、自分で自分を正しくするのではなく、弱さを認めて、神によって強くしていただくのです。その強さは、自分を整え、他人を思いやり、神を信じる信仰によって、見えるものを恐れずに立ち上がる力となるのです。
 コロナや紛争で、世界が揺れ動いていますが、神は地を震わせ、もっと大きな愛の力をもって私たちを新しくし立ち上がらせ遣わしてくださるのです。主なる神に期待して祈り求めようではありませんか。