使徒の働き 7章51~53節
うなじを固くする、心と耳に割礼を受けていない人たち。あなたがたは、いつも聖霊に逆らっています。あなたがたの先祖たちが逆らったように、あなたがたもそうしているのです。あなたがたの先祖たちが迫害しなかった預言者が、だれかいたでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを前もって告げた人たちを殺しましたが、今はあなたがたが、この正しい方を裏切る者、殺す者となりました。あなたがたは御使いたちを通して律法を受けたのに、それを守らなかったのです。」
メッセージ要約
イエス・キリストが天に帰られた後、弟子たちは神の約束を祈り待ち望み、聖霊に満たされて、主の復活の証人として遣わされていきました。そして神は、弟子たちを通して力ある業をあらわし、神が彼らと共におられることをあらわされたのです。
ステパノは恵みと力とに満ちた人であり、人々に大いなる不思議としるしを行なっていました。神はこのステパノを最高法院に立たせ、彼を主の証人として用いられたのです。彼はイスラエルの歴史を語り、彼らの先祖たちが聖霊に逆らい、主の預言者たちを迫害し殺してきたことを教えました。同時に、あなたがたも神の遣わされた正しい人を殺したと指摘したのです。これは私たちも、同じです。主に従っているつもりで直ぐこの世に流されてしまうのです。人々は怒りステパノを石で撃ち殺しますが、彼の持っていた喜びと平安を、奪うことはできませんでした。私たちも、自分の経験やこだわりの中に生きるのではなく、ステパノのように、私たちの目を開き、成長させてくださる神を信頼し、心に語りかけてくださる主に、従おうではありませんか。神は私たちを通して、人々にその存在を自らを現してくださいます。だからこそ、私たちも神の恵みに一緒にあずかれるように、主の存在感(聖霊の満たし、主の臨在)を増していただくよう、祈り求めていこうではありませんか。