使徒の働き 5章 38~40節
そこで今、私はあなたがたに申し上げたい。この者たちから手を引き、放っておきなさい。もしその計画や行動が人間から出たものなら、自滅するでしょう。しかし、もしそれが神から出たものなら、彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすると、あなたがたは神に敵対する者になってしまいます。」議員たちは彼の意見に従い、使徒たちを呼び入れて、むちで打ち、イエスの名によって語ってはならないと命じたうえで、釈放した。
メッセージ要約
それまで、当たり前のように行われていたことを変えるのは、とても勇気がいることです。また自分が正しいと考えていることを否定された時、平静でいることは難しいことです。神は聖書を通して、私たちがいかに、独りよがりで愚かな存在であるかを、教えてくださいました。今、コロナを通して時代が揺さぶられ、いろいろなことが変化しているにもかかわらずに、それまでの枠組みに固執し、責任や義務を背負うことによって、約束されていた信仰による自由を、失ってしまっていたのです。こんな時だからこそ、自分の知恵や力ではなく、神に期待することを改めて学ぶことができるのではないでしょうか。私たちが神の力強い語りかけに耳を傾けようとするならば、主に信頼して歩んでいる弟子たちを、彼らだけでなく、いろいろな人を用いて、支え励ましてくださった主の大きさを思い出し、人の姿やことばを恐れるのではなく、共にいてくださる神を信頼して立ち上がろうではありませんか。